Spinning around

彼は、イベントの結果を取りまとめた広報用資料（当然、A部がつくるもの）を、なぜか「自分がつくる」と言い出した。

「俺が自分からやるというと、『なぜB部のお前がA部のプロジェクトを手伝う必要があるのか』と言われて立ち回りづらいので、A部からB部の俺に依頼したかたちにしてほしい」

なおかつ

「結構な作業ボリュームがあるので、予算も回してほしい」

とのこと。

頭がおかしい。

当然お断りした。

すると、

「（A部のお前らがつくる）ショボい広報用資料は見たくない。俺にはもう資料の作成イメージがあるし、俺のつくる資料の方が会社のためになる。」

…自信がお有りで大変結構でございますね、私もそうありたいとは思っております。

とにかく俺がやる俺がやるとしつこい。
でも、そもそもお金の話の決定権を持っているのは私ではない。
だから「上司に相談する」と言うと、

「わかった、じゃあ俺こっそりやるわ。外野が入ると結果的にプロジェクトのためにも、お互いのためにならない。二人の間でなあなあで進めよう。」

「お前らがつくるくそつまらん資料じゃ皆を納得させられない。俺は会社の評判を落としたくない。」

とにかくけなして、くさして、思い通りに操ろうとしてくる。

ちなみに今回の広報用資料の件だけじゃない。
他のプロジェクトでも、自分がやりたいと思ったら、「お前じゃ役不足、俺がやる」というスタンスで当たってくる。
しかも上司への根回しも私にやらせる。

今までは先輩の言い分を鵜呑みにして従ってきた。
自分の仕事に自信がなかったから。
※彼は口だけでなく、本当に仕事はできる。

でももううんざり。
自信があろうがなかろうが、私の仕事は私がやる。

昨日、全部上司に報告した。

あとは野となれ山となれ。