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Spinning around

毎日私が思うことを綴ってみました.

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社会人2年目の気持ち
個人的な事情で、11月末から実家に戻り、しばらく会社を休む予定である。

私の仕事は公共事業に絡むので、プロジェクトの基本単位は4月から翌年3月までの1年度単位である。
例年、年度が後半に突入した10月辺りから徐々に忙しくなり、年明け1月から3月が繁忙期と呼ばれている。

そんな時期に休むのは同じチームの方々に申し訳ないという気持ちはあるが、どうしようもない事情なので仕方がない。
私の勤める会社自体はそこそこ大きいため、私一人が抜けたところで大勢に影響はない。
ただ、私の所属するチームは弱小チームである。

今私が担っている仕事をほかのメンバーに引き継ぐことになっているため、
上司・先輩に今後のプロジェクトの舵取りをしてもらうつもりだし、私に直属の社会人2年目の後輩女性には、私がいなくなった後の仕事の進め方として、やることを作業単位までブレイクダウンして説明しているつもりである。

最近、この後輩女性についイラッとしてしまうことがある、それも頻繁に。

私は社会人2年目の彼女に、11年目の私と同じ働きを期待していないし、頼んでいるつもりもない。

しかし、彼女は責任感が強すぎるのか、まだ何も引き継いでいない今の時点から不安な気持ちに支配されてしまい、日々の仕事が手につかない様子。

普段から、返事の声は大きいが「こいつ何も考えてないな」と思う瞬間があるのと、
いくらメモ書きやTO DOリストを作らせても、自分がすべきことを忘れがちな後輩ではある。

それに拍車がかかり、ここ1ヶ月完全に思考停止に陥っている。

些細な打ち合わせ記録の作成を忘れ、
クライアントへの連絡を忘れ、
先の予定を確認しないから打ち合わせのダブルブッキング。

そんな調子で、任せていたプレゼン資料の作成が進んでいなかったので、
今後のスケジュール調整を行う話し合いの場を設けたら、その場で自分自身が情けないと言って泣く。

まあ、せめて泣くのは家でやってほしい。
つい涙が出てしまうのかもしれないが、例え彼女が泣いてもこちらとしては仕事を頼まないといけない。
こちらとしては罪悪感が半端じゃない。

彼女が思考停止に陥っているのを見るにつけ、苦々しい気持ちになっている。




自分が社会人2年目の頃を思い返してみると、もし、彼女と同じ状況に置かれたら恐らく私も不安でたまらなくなっただろう。

今の彼女のようにすべてが手につかない状況になったかどうかはわからないけれど、
他力本願な私であれば、「こんなの2年目の自分には無理ー」と思って、会社を恨めしく思ったであろうなとは思う。



そもそも私はなぜ、10年も経験差がある先輩として、彼女を大らかに見守れないのか。
なぜ苦々しい気持ちになってしまうのか。
自己嫌悪。

彼女が超短期間で成長することを願うより、自分が大らかな気持ちで構えられる人間になることが、今後の私にとってはいいことのはずなんだけど。

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